英エコノミスト/10年後にまた来て見てくれ
2011/03/31
2011.03.29(Tue) The Economist10年後にまた来て見てくれ惨禍に見舞われた日本人の不屈の精神英雄的な国民の精神、しかし脆弱な政府――。仙沼港が水浸しになって燃えさかる遺体安置所と化してから9日経った日曜の早朝、人々は仕事に戻ろうとしていた。 精神科の看護師は、病院に向かう幹線道路を見つけようとして、ぬかるみの中を自転車を押していた。ところが、道は見つからない。道路は、黒焦げの住宅の骨組みや中身が飛び散...