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京都大学 原子炉実験所 小出裕章/【大切な人に伝えてください】小出裕章さん『隠される原子力』

【大切な人に伝えてください】小出裕章さん『隠される原子力』


投稿者: hakunamatataTJ:
2011年3月20日に行われた小出裕章さん(京都大学原子炉実験所 助教)の講演です。
小出さんは原子力の研究者という立場から、原子力の危険について、40年以上に渡り警鐘を鳴らし
続けて来られました。その警鐘空しく、私たちは東日本大­震­災で福島原発の大事故を
招いてしまいました。今も現場では作業員の方々が命がけで復旧に取り組んでおられますが、
まだまだ予断を許さない状況が続いています。空や海に­広がる­放射能の影響も心配です。 

この苦しい経験から私たちは学ばなければいけません。同じ過ちを繰り返さないように。
子供たちに安心して暮らせる世界を残せるように。
この地球に生きるすべての人に届けた­­い。隠される原子力・核の真実。
あなたの大切な人に伝えてください。


【緊急学習会:プルトニウム被曝を問う】 2006年7 月15 日(土)
プルトニウムという放射能とその被曝の特徴
京都大学 原子炉実験所 小出 裕章


Ⅰ.プルトニウムの危険性の根源
プルトニウムは天然には存在せず、人類が初めて作り出した放射性核種であり、かつて人類が遭遇し
た物質のうちでも最高の毒性を持つと言われる。その根拠は、プルトニウムがアルファ(α)線を放出
すること、比放射能が高いこと、そして体内での代謝挙動にある。

Ⅱ.α線による被曝
この世に存在するあらゆるものは、生命体を含め、原子・分子から成り立っている。分子は原子が結
合したものだが、その結合のエネルギーは数電子ボルト(1個の電子を1ボルトの電圧に逆らって移動
させるために必要なエネルギーが1電子ボルト)である。一方、放射線のエネルギーはキロ電子ボルト
あるいはミリオン電子ボルトであらわされるように、分子が結合して生命体を形作っているエネルギー
の千倍、百万倍というような桁違いのエネルギーである。生命体に放射線が飛び込んでくれば、分子は
いともたやすくその結合を破壊される。

ただし、一口に放射線といっても、レントゲンが発見したX 線のほか、α線、ベータ(β)線、ガン
マ(γ)線、中性子線、重粒子線と言うように多種多様な放射線がある。そして、それぞれ透過度が違
う。X 線やγ線の正体は光子であり、透過度が大きい。そのため、X 線やγ線を放出する放射性核種が
体外にあっても、人体は被曝する。また、γ線を放出する放射能を仮に体内に取り込んだ場合には、一
部のγ線は人体の外に飛び出して行ってしまうし、人体に被曝を与える場合も希薄で広範囲に与える。
一方、α線の正体はヘリウムの原子核で透過力が著しく弱く、紙1 枚あれば遮蔽できる。したがって、
外部被曝に関してはγ線が恐ろしいが、α線は問題にならない。逆に、α線を放出する放射能を体内に
取り込んでしまえば、その放射能が存在しているごくごく近傍の細胞だけに濃密な被曝を与える。たと
えば、プルトニウム(Pu239)のα線のエネルギーは5.1 ミリオン電子ボルト(MeV)であり、組織中の
飛程はわずか45μm しかない。

物理・化学的に被曝を計る場合の単位は「グレイ」であり、物体1kg が放射線から1 ジュールのエネ
ルギーを得た場合に相当する。しかし、生物的には放射線の透過度が違うため、エネルギーを受ける密
度が異なり、影響の発現にも差が出てくる。そこで、生物的な被曝を計る単位としては「シーベルト」
を使うことにし、「グレイ」単位の被曝量に線質係数なる係数をかけて求めることになった。γ線とβ
線に対する線質係数は1であり、α線に対しては20 とするように定められている。すなわち、γ線や
β線の場合には、「1グレイ」は「1シーベルト」であるが、α線の場合には「1 グレイ」は「20 シー
ベルト」となる。つまり、同じだけのエネルギーを放射線から受ける場合でも、α線から受ける場合に
はγ線やβ線から受けるよりも20 倍危険なのである。(続く)


02.04.2011 PEACE PHILOSOPHY CENTRE
京大原子炉実験所 小出裕章インタビュー「圧力容器が破損している」
Interview with Koide Hiroaki, Kyoto University Research Reactor Institute

京大原子炉実験所 小出裕章氏インタビューの録画(3/31) (ジャーナリスト岩上安身氏によるもの。)

anatakara.com さんが要点を聞き起こしてくれました。ビデオリンクの下をご覧ください。
大事と思うところを太字にしてあります。そこだけ抜粋すると、

「何より大切なことは電源復旧。ところが水没しているポンプが動かない。それを動かそうとした
作業員が現場に行けない程の膨大な放射能。それを外に出さなければポンプも動かせない。
もう、どんなことをしてもだめ。なぜかといえば、実は原子炉圧力容器自体が破損している。
(根拠は)今ポンプ車を使って水を大量に入れているのに、水位がまったく増えない。
1,2,3号機とも燃料棒が常に露出しているというデータがある。それは圧力容器に穴があるから。
それを東電は「圧力容器の下部に穴があいたイメージだ」という。
いずれにしても、圧力容器に穴があいている。いくらポンプが動いても漏れるだけで水をいれても
正常な水位にならない。今は動いていないが、今後たとえポンプをいくら動かしてもだめ。(続く)



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