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「避難所で生活してみろ」東電社長に涙の抗議/スポニチ

23.04.2011
「避難所で生活してみろ」東電社長に涙の抗議
東京電力の清水正孝社長は22日、福島第1原発事故の謝罪のため、福島県を訪れた。事故後初めて面会した佐藤雄平知事は、東電に対する怒りをぶつけ、涙ながらに住民の窮状を訴えた。政府は、原発から半径20キロの警戒区域の外側で放射性物質の累積量が高い地域を「計画的避難区域」に指定。周辺住民はさらに不便な生活を強いられることになり、避難所を初めて訪れた清水社長に対し「避難所で生活してみろ」などと怒号が飛んだ。

 午前10時前に県庁を訪れた清水社長は、佐藤知事と向き合うと「大変なご迷惑をお掛けしたことを深くおわびします」と消え入るような声で頭を下げた。佐藤知事は「もっと心のこもった謝罪があるのではないか」と強い口調で批判した。

 さらに、県外避難した子供たちの様子を伝える新聞記事を指さし、目に涙をためながら「散り散りになっている。一刻も早く戻ってきたいんです。この気持ち分かりますか」と声を震わせた。南相馬市の避難所で「牛が死んじまった。豚が死んじまった」と住民に泣きながら抱きつかれた経験も紹介。「ひもじい思い、つらい思いをしていること、本当に分かってますか」と畳み掛けた。

 清水社長は過去2回、面会したい意向を伝えていたが、原発事故から40日以上が経過し実現。佐藤知事は、清水社長が11日に県庁を訪れて、名刺だけを置いていったことについて「当日電話して名刺だけ置いて帰る。失礼じゃないですか。東電の体質は変わっていない」と怒りをぶちまけた。

 また、農水産業だけでなく製造業や観光業を含めた賠償も要求。現場で収束に当たる作業員らを「福島の希望の星だ」と称えて待遇改善も求め、福島原発について「再開なんてあり得ない」と認めない姿勢を伝えた。約15分の会談後、「現場の緊迫感が伝わってるのか」と述べ、不信感は拭えない様子だった。

 清水社長は午後、全域が警戒区域に入っている富岡町と一部が含まれている川内村の住民らが避難している郡山市のイベント施設を訪問。周辺住民に直接謝罪するのは初めてで、1600人以上が身を寄せる県内最大の避難所内を何度も土下座しながら回った。住民からは「もっと早く謝罪に来いよ」「避難所で1カ月過ごしてみろ」と怒号が飛び、「安全なところにいないで第1原発に行って」と厳しい言葉も。女性が「謝るだけなら私でもできるよ」と涙を浮かべ、年配の男性が「原発なんてつぶしちまえ」と床を叩きながら大声を上げると周りの住民が拍手する一幕もあった。

 夜には第1原発を抱える双葉町の住民約1300人が避難している埼玉県加須市の旧県立高校も訪問。井戸川克隆町長に謝罪したが住民には会わず約10分で引き揚げた。

22.04.2011 ZAKZAK
「がんばろう」で返ってきた「バカ」の声 菅には荷が重すぎた… 
★元山古志村村長・長島衆院議員に聞く
東日本大震災をめぐり、政府の対応が批判されている。家や財産を失い、避難所で暮らす住民らを安心させるには、どうすべきなのか。2004年10月に発生した新潟県中越地震で、大きな被害を受けた新潟県山古志村(05年、長岡市に編入合併)の村長として、全住民を避難させた自民党の長島忠美衆院議員(60)に聞いた。

 中越地震では、土砂崩れなどで村に通じる全ての道路が寸断。長島氏は避難指示を出し、約2200人の住民は応じた。

 長島氏は「規模は違うが、どういう状況なのかを丁寧に説明し、避難生活がどれくらいになるか目標を示すことが大切。どう避難を支え、最終的に国が責任を取るのかを明示する。これを政府はやっていない」と話す。

 ヘリを独断で使い、牛などの家畜を運び出した。

 「政府を信頼して『支援は後からくる』と判断した。今回だったら市町村から要望があれば24時間以内に政府が回答するという形をつくるなど、迅速に現場が動ける方法を考えるべきだ」

 しかし、現実には菅直人首相が本部や会議を乱立させて、スピード感は失われている。

 長島氏は「それぞれが牽制しあっている。判断が1時間遅れれば復興は10-20日遅れる。1日遅れれば1カ月は遅くなります。仮設住宅の完成も遅い。経験上、生活インフラが整っていない避難所での生活は30日、一般的な避難所では40-50日が限度。(東北の)現地は限界に近いはずです」と危機感を語った。

 菅首相が21日に福島を視察した際、「怒りでいっぱいだ」と罵声が飛んだ。長島氏も似た経験がある。避難所で「がんばろう」との趣旨を口にしたところ、「目標も示さずに何をがんばれっていうんだ、バカ村長」との声が返ってきたという。

 「政治家の仕事は『がんばろう』と言うのではなく、具体的な目標を示すことで希望を持たせることです。それができない菅首相が視察に行っても誰も救われない」

 菅首相の言葉が心に響かない理由が分かる。

 さらに、長島氏は「(菅首相に)ふるさとを守る、という思いがない」とも指摘した。菅首相は原発周辺を「しばらく住めない」と語ったと報道され、否定した。

 長島氏は「エコタウンを高台につくるなどの構想はあるようだが、それよりも、いま避難が必要な人をどうするかのほうが大切ではないか」と話し、続けた。

 「震災前の時点で、菅首相にはどう考えても荷が重すぎる状態だった。震災後はそんなことを言っても被災者が救われないだろうと思い黙っていた。しかし、菅首相は実際に苦しんでいる人の気持ちが分からないことが明らかになっている。このままやらせるよりも、引いてもらった方が、いいのではないかと思わざるを得ません」



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